先生と相談し、①アルゴリズムのDSP(Digital Signal Processor:平たく言えば音声に特化したCPUみたいなもの)への実装と②新しいアルゴリズムの検証、この二つの間で大きく揺れ動く。前者のDSPいじりはC言語でのこねくり回し大工作業。後者のアルゴリズムの検証はMATLABによるシミュレーション。俺はどちらかといえば前者の方に興味を持っているのだが、Journal書くことやや共同研究を視野に入れると後者の方が有利。実際去年卒論前にDSPの実装部分ではかなりの時間を割いたし、動くかどうかぎりぎりまでわからなかった。運が悪ければ動かなかったかもしれない。無限に時間の割かれる可能性のあるDSPをとるか、手堅く新しい手法のMATLABによる検証を選ぶか。かなり迷う。先生はまず後者をやって、Journalを書き終えると暇になるからDSPをいじるのはどうか?という案を出されたが、俺的にはすぐにでもDSPに実装したい。並行してやれればいいのだが、どうだろう。どっちつかずになったらいやだし。11月の16日までは国内発表やら中国での発表やらいろいろやることあるので、その後の話だが。しかし、DSPにはちょこちょこと触っていきたい。
About Keiichi Yasu
音声・音響・聴覚情報処理に興味がある研究者。現在は吃音についての研究を行っている。Linuxを1998年より嗜む。
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