読書篇
誰のためのデザイン? 認知科学者のデザイン原論
傑作だった。「デザイン=美術」と捉えがちだったのですが、そんなことはなくて
「いかにミスを無くすか、直感的に使えるものを作るか」というのが命題になっている。
例に出てくるダメデザインが本当にダメすぎて面白い。
他のデザイン本に書かれていることの元ネタが多数散りばめられていると感じた。
この本を読んで以来、生活の中のダメデザイン・いいデザインを積極的に探すようになった。
孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生
著者の前野氏はバッタが好きすぎてモーリタニアで研究中に改名してしまうほど熱い研究者。
研究に対する本気の熱意が伝わってくるので、刺激になる。彼はこの分野で唯一無二の存在であろう。
こんな本が書きたいと思った。
生命保険のカラクリ
ネット通販系保険会社の創業者が語る、日本の異常な生命保険加入率について。
これを読んで思ったのは、携帯電話の料金体系の複雑化は、生命保険をお手本にしているのではないかということ。
映画篇
クラウド・アトラス
ウォシャウスキー姉弟(MATRIX)とトム・ティクヴァ(ラン・ローラ・ラン)のタッグとのことで楽しみにしていた。
舞台の一つが未来の韓国ということで、Japan passingなのかなあと寂しくなったりした。
内容は過激だけどパラレルワールド好きにはたまらなく面白かった。
インセプション
TVで断片的にしか観ていなかったので、通しでじっくりと観た。ブルーレイは綺麗すぎる。
夢のなかの夢などの再帰的表現が好きなので、こちらも楽しめた。
マッドマックス
Tumblrで「暴走族モヒカンを定着化した功績が大きい」と書かれていたので、古典の作品を観てみた。
アクションシーンが本気すぎて死者がでているとか、すごすぎる。。
そしてモヒカンが出てくるのはマッドマックス2からという。。。笑
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About Keiichi Yasu
音声・音響・聴覚情報処理に興味がある研究者。現在は吃音についての研究を行っている。Linuxを1998年より嗜む。
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